おおらかな気持ち

2006年1月28日
逢いたいひとりに逢えなくても
なかまのなかでぬくもっている
荒野に温泉をわかしつづける
湯バアバみたいななかまに救われ

こわれぎみなんですけどいいかしら、と思いながら、グループの事務所に向かう。声の録音をするために。またしょうもない話を聞いてもらっていいのかしら。底ついたときぶつぶつと歌っていた歌もほこりを払って、ちょっとアカペラで歌う。それから最近の歌も最後に歌う。
何人かの人が見守りというか、証人のように聴き守っていてくれた。そこはかとなくあったかい事務所である。この場を維持するためにどれだけの力が尽くされているだろうかと、いつものことながら思う。敬意とお金を払いたくなる。いえいえ、お布施を強要される宗教団体ではないのですよ。

録音を終えてから若いメンバーたちとまったり話していた。「年上の女の人の恋愛ばなしとか聞くの、新鮮ですー」とかいわれて、しょうもない話の続きをしてしまう。歌つくっていて子どもにごはん食べさせるの忘れた話とか。
別れ際、「今日はなんだかおおらかな気持ちになれました。なんとかなるのかもって」といわれる。うふふ。ありがとう。なんとかなるのだ。そう思って生きるのだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索