移ろいゆく春

2006年2月28日
仕事中に、いっしょに暮らしている人からメール来る。「帰りにちょっと話でもできない?」。ドキッ。何かあった? 

違う環境に異動することになりそうだけどどう思うか、という話だった。思いがけなかったそのことを自分に納得させたいようだった。「環境変わるのいいんじゃない。そっちのほうが現場だし。いろんな可能性があるよ」と言った。妙に納得していた。
あたしは現場が好きだ。ときどき人間くさすぎて疲れることもあるけど。何か虚構の世界で仕事をしているようなのよりよほどいい。

自分もほんとは岐路に立っているような気がする。何かをやるということはべつの何かはできないということだから、限りある時間をどう使うか考えるときめなくちゃと思うこともある。でもまだ決断するには早すぎるような気もする。だいたい5年単位で部署を変わって、けっこう自由にできる部分もあるので、仕事をやめずに済んでいるかな。

夫は「こういうとき、話を聴いてくれる人がいてよかった。カゾクがいてよかった」という。べつにあたしはカゾクじゃなくても話聴くけど。そうじゃない人ともたくさん話すけど。愛するけど。そういったら悲しませるから言わないけど。夫は意識ではあたしのそういう性質を見ないようにしていると思う。でも、無意識では感じていて、病気になったりする。人を不幸にすると地獄に落ちるかな、と思う。でも、性質を変えることもできない。あたしはなんだって2度もこりずに、苦手な家庭生活をやっているのかしら? 
ふー。あしたは気の抜けない仕事があるんだった。寝なくちゃ。地味ーに暮らしましょう。またいいこともあるさあ。ブログでいろんな人の息遣いが聞えるのも、新鮮です。

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