休日にて。自宅近くから駅に急いでいてタクシーに乗った。竹中直人がちょと肥って年とったような運転手が「今日は休みなの? 子どもも大きくなったでしょう」と言った。えっ、とびっくり。「朝よく送ったじゃない。S町の保育園まで」ときた。あー、おぼえているのね。10年も前のこと。いやー、二度びっくり。それから話がはずんだ。ちょっと心があったまった。時間に追われて、子育てと、再編家庭のすったもんだと、組織で働くという苦手なことだらけでいっぱいいっぱいだった30代のあたし。。。いまではすこーしらくになりました。おかげさまで。

声のレッスンで、先週は鳥になったが、今日は胎児のように丸まって、背骨に気を入れていくワークをした。そして声を出す。自分のいまの気持ちを声にするとどんなふうだろうと試みた。風になる。そう思った。北風、春風、そよ風、からっ風、、、力を抜いてしばらくは吹き過ぎるんだ。
レッスンが終わって、逢う人がいないと時間が膨大にあって当惑する。あの人の心の穴ぼこに引き寄せられてしまったのかな、穴には引力があるのでいろんなものや女の人が落っこちていくのでしょう。でも結局心には入れてくれないから。
でも自分はどうだったかな。あたしの中心にも心の穴があいているのかな。そこに、ずれていく愛を、愛と孤独のシーソーを、入れて、満たされているつもりだったのかもしれない。この穴はどこから来たのか・・・すこーしずつ掘っていくかー。
人は変えられない。自分が変わるしかないからなー。

あすはお祭りのスタッフですので、早寝をします。といって、本屋で買った大竹しのぶの自伝に読みふけってしまいそう。。。

★追伸
MoEさま、リンクありがとうございます。
赤い糸ねえ。そう信じたいときと黒い糸じゃないの、もうやめようと思うときとありますねえ。でも、もすこしがんばって、自分を磨いてやろう、見晴らしのいいところに立ちたい、とあたしも思いますよお。

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