追悼

2006年3月14日 ポエム
Aフラワーマーケットに若い男の子たちが行列している風景。帰りがけに見て、驚いてしまった。なんかまめだねー、この子たち。。。若くてきれいと思ったせいか? 久しぶりに一回り以上年下の、心の恋人を「どうしているかしら」と思い出した。悩みや相談があるときしか最近はメールこない、んではありますが。だから元気ということでしょうね。

花屋を横目で通り過ぎ、書店に入る。
で、平積みの入り口コーナーを見ていたら「追悼・茨木のり子」と書いてある! なんですってー。知らなかった。うわーん。
2/19に亡くなったなんて。不覚。でもしかたないか。あたし、臥せっていたから。べつに新聞読まなくても生きてるほうだし。
「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と書いて逝ってしまったんですね。ユーモラスで、わかりやすくて、ちょっと学級委員の女の子みたいではあったけど、大好きでした。しょっく・・・1年前は「現代詩手帖・石垣りん追悼集」を買ってしみじみしたばかりなのに、今度は茨木のり子さん。遅ればせながら、女性詩人の先行くしごとの大きさを思います。みんな、きっぷのいい人たちです。こまごまとした日常をていねいにやりくりしながら、大胆に批評精神あふれる詩を書いていた。生きるために。
生きるために表現せずにはいられない。
表現などしなくても、人は働いて生きる。
そのことのはざまを、言葉にしようとした人たちが亡くなっていく。
ご冥福をお祈りします。茨木のり子さん。

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