レンタル開始まもない「愛についてのキンゼイ・レポート」を見た。なんと飽くなき熱意でヒトの性行動を研究したヒトがいたことか、と感銘。変人扱いされながら。規範の間で悩みながら。
この人の妻もタイヘンであった。
みんなが規範から自由になったら(かなりなっているけど)、世の中どうなるのでしょう。住みよくなるか、それともつらい世界になるのか。いいとこどりはできないわけで、孤独はもっと深まるのかもしれませんが。それでもいいから、自由になりたいほうですけれども。
最後のほうで、シニア女性が「女の人に恋をした私は長い間うっくつしてきたけれど、あなたの研究のおかげで、自分は一人じゃないんだとわかって楽しく暮らしています」とかたるのが印象的だった。それから、森の中の大きな木々の中でのラストシーンもすてきでした。性の研究は進んでも、愛については科学では解明できない、という苦しさがなんとなくわかった。
わからないことは追わないことにできれば、どんなに平穏なことだろう。。。

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