行ってきました。見てきました。
よかったですう。まったり感とフィンランドの空気の透明さと、血縁がひとりも登場しない他人同士で、じわーとあたたまるテイストが。。。なんといっても世の中のテンポとずれている感じが、とても自分にフィットしてしまいました。ちょっと流れる時間が沖縄の映画に似ていたかな。(「ナビイの恋」とかよかったものねー。)
最近はやりのワークライフ・バランスなんてことも考えてしまいましたよ。うちの職場にも、10年前はこういう雰囲気ありました! ってなつかしくなったわー。お客さんといろいろ人生のよもやまばなしもして、記念写真撮ったげたりもして。いっしょにため息ついたり笑ったりもして。いまでは考えられないスピードで、職場は戦場のように動いとりますが。
終始まったりとふるまっている小林聡美が魅力的で、あるとき「変わらないものなんてない。人は変わっていく」って決然と言うところが、あー、たまらなく好きでした。
変わらないものなんてない。そのとーり。

蛇足ながら主人公は合気道をやっているんですが、からだの中心に気を入れてー、って夜になると気合を自分で入れているところも好きでした。原理はわたしのやっている声のレッスンとおんなじです。やっぱりからだづくりは大切だわっ。からだをきたえにゃあ。それでこそ、まったりもできるというものだと確信。

あたしはよく「あなたってなんでそんなにまったりしているの?」って言われます。どんなに必死でさくさくずんずん仕事をしていても、ですよ。人間の本質は変わらないのだと思います。どんな状況においても。

「好きなことをしごとにできるっていいですねー」と言われて主人公はこうも言っていた。「べつに好きなことっていうより、いやなことをしてないっていうだけです」と。仕事はいやなこともかなりありますね。これ、すごいです。自分で決めれば、あんな暮らしもできるのかな。あこがれました。もう一度、見ようかしら。

夜は職場向上委員会(勝手に名づけた)の集会があり、いろんな課題を討議しなければならなかったのです。が、なかなかそのモードに入れず、おまけに現実はたいへん複雑な状況になっているものだからよけいに話はまとまらず、難儀でした。
全体はどうしたらうまくいくか、なんて考えることはやめて、かもめ食堂的に暮らしたーい、とここでまた思った1日でした。

コメント

おπレディ
おπレディ
2006年4月23日23:42

 日記と関係ないけどこちらに。
 気にかけていただいてありがとうございます。
 とりあえず、転職活動中断。でも中断です。

 自分の今の仕事があまりにも特殊すぎて、この業界以外だとどこに行くにも未経験になってしまうのです。
 今年は幸いGWにそれなりに休みがあるので、しっかり考えてみようと思います。

れんげ
れんげ
2006年4月23日23:47

かもめ食堂、行かれたのですね。
いいなあ・・・。
私もGWに行こうかと。たのしみです。よかったんですね。

おπレディさん。。。横レスですが。
頑張ってくださいね。
私も今の仕事を捨てて、全く違う道を探そうとしています。
最後に後悔したくないので。

すいれん
やよ坊
2006年4月24日0:04

お読みいただき、ありがとうございます。
おπレディさんと同じ業界の方で、ライター兼編集者になったり、起業して社長になったり、大学の先生になる人はけっこういると思いますが、、、関係ないけど最近、出会い系サイトのしくみはどうなっているのか、経営とお金のめぐりはと゛うなっているのか、そーとー儲かるんじゃないかとか気になったりします。介護の仕事している友人もおじいさんからセクハラにあって「セックスボランティアは必要だ」なんていうし。おばあさんにも届けてよ、なんて思ったり。むかし別れた相手からのストーキングに悩まされたときには「お金出すからだれかあの人に派遣されてくれないか」なんて思ったりしたこともあるんで。これから世の中に必要な仕事ってなんでしょ。仕事に費やす時間は長いからねー。あたしもほんとに考えます。。。

海晴さくら
海晴さくら
2006年4月24日0:49

見てこられたんですね〜。<かもめ食堂
小林聡美さんのあの雰囲気、好きですわ。もたいさんとかも。

私は、動じないとか落ち着いているとか言われます。
本人は焦っているんですけど、はたからはそうは見えないようです(^^;)
職場では「アダルト」と言われてます。いえ、決してエロっぽい意味ではないと思いますが(^^;)
仕事は生活のためと割り切っていますが(でも働くのは嫌いじゃない)、ライフワークを確立しなければと思います。
老後の楽しみのために。
芸能人のおっかけは、お金も暇もあるマダムたちに任せて。

sara
sara
2006年4月24日11:39

かもめ食堂、やっぱりいいんですねえ。予告をみて気に入りました。連休にいってきます。やよ坊さん、ありがとう。
わたしは32年仕事をしてきましたが、きらいとかやりたくないと思ったことは一度もなかったですよ。生活のためと思うことも一度もなかった。自分の興味と仕事が直結していたんでしょう。それが今の過ごし方につながっています。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索