箒に乗って

2006年8月1日 ポエム
私は箒にのって毎夜出かけたい。
煙のように髪をなびかせながら
山の瀬を跳び越えたい。
私は彼の叱咤をわらひながら
きらめく月光の中へ飛んでゆきたい。
(「女のうたへる」より部分 永瀬清子)

昔の女の人は底知れぬ孤独の中で、田畑を耕したり、子を育てたり、詩や歌を書いたりしていたのだろう。想像を絶する世界である。
あたしはとうに毎夜出かけている。だけれども、依然として山の瀬は立ちはだかっている、この現実。

「魔女の宅急便」でキキが箒にのる練習をするところが好きだった。
町を歩いていると、ゲド戦記の歌のメロディが聞こえる。
「ネコの森」の谷山浩子さん、がんばっていたんだね、と思った。

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