わたしのなかの

2006年12月7日 恋愛
わたしのなかのおんなの肉を
銀のナイフで切り取って取り出したのは私か
それともあなたでありましょうか
今宵わたしは電話線を伝い
ひたひたとあなたのもとへいく

日記に何を書いたらいいかわからず、
22年前に書いたうたを突然に思い出した。
変則的な5拍子と3拍子でできた思い出深い作品だ。
(携帯なんかなかった。電話線がリアルだった時代です)

小さく満ちたそのあとの
ねばねばした倦怠感をわたしは月に向かって投げる
けれどあすはわからない
ねばねばでわからない

生まれ変わる
あすはあすは

それがたしかラストフレーズだった。
今よりずっと退廃していた。
何を信じたらいいのかわからなかったから。
信じられるものは自分の内側に掘り起こすしかないのだと
今は思っている。
いっしょに暮らしている人はあたしを10年間本当に支えてくれたし、この人を不幸にしたらバチがあたるんであろうけれども、ごめんなさい、と思う。でもきらいではないし、いつまでも親友のようにいられたらうれしいとは思う。でも相手のあることだからそれはわからない。
あたしはいま好きな人といっしょに生きていかれたら、いっしょにいろんなことを作り出していけたらと、切に思っている。
海の底にゆらゆら揺れる藻のような、上質の毛布のようなふわふわしたような、その人にからまりたくて、「あなたの毛布に包まれて眠りたいなり」とメールする。

悔いのないおばあさんになれたらいいのだけれど。。。

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