感謝をこめて

あまり振り返るまいと思うのですが、今年はなんて年だったんだろう、と思ってしまいます。
さくらさんがおっしゃるように「失うところまで失わないと」という感じではありました。できればそーゆー経験、したくないですけどねぇ、必要なことだったんでしょう、それも。。。
それをいうならこの一年どころかこの五年、ぐらいのあたしでした。
来年はその人と、子どもじゃなくて、でも子どもを生むようにいっしょにいろんなことを生んでいこう、なぞと思います。前世はお互いに採掘家だったかー、と思うぐらいです。掘り起こしたいよ、いろんなこと。そういう部分がとても合います。
たとえば、表現することってなんだろうというとき、アートは非日常に突出していく美しさもありますけれど、そうではなくて、その人がその日そのときにしかできない方法でおいしいごはんをつくったり、こんなふうに人と共感できるんだったら明日もう一日がんばろうと思えたり、そうやって日常に役立つことがあっても、むしろあったらいいのではないかと思うのです。そういうタイプ。
あたしがあるときちょろっと話したことをおぼえていて、たとえばひと月たってから、「そのことっておもしろいから、だれもまだ考えていないことだけど今度とり上げてみたいな。そのトピック」といわれたりする。べつにあたしが前に出ることではなくて、「あ、それなら○○さんがす゛っとそのこと考えてきた人だから、彼女に言ってみるわ」という。そうやって、世の中にまだ言葉になっていないけど、大事な営みが、価値あるものとして提出されたらあたしもうれしい。それより、よくそんなこと思いつくなあ、と驚く。

すみません。具体的に書けないのでなんのことだかわからないかもしれませんが、あたしはこの人と長く魂をわかちあって生きていきたいです。そう思う。
大晦日までこんな調子で、自分のことばかりですみません。

長女はボーイフレンドの家に泊まりに行ってしまいました。
年越しそばを、とりあえず3人で食べました。
突然の偽装主婦はくたくたです。部屋ひとつきれいにするだけで疲れます。
あたしはこれからどうするのかな。

今年初めから日記を書き始めて、みなさまのなかで、書き継いで来ることができました。それで、生きのびることができました。
謹んで、感謝します。
新しい年がよい年でありますように。