ほぐす日

平日休み。声のレッスンに行って、タイレストランでランチを食べ、ぶーらぶらして、先日知り合ったスピリチュアルな女性整体師のお部屋をたずねる。
からだの状態チェックしようと思って。悪いところはとくにない。いつも力抜けてていいねえ、と職場では言われているが、実際そうじゃないことは自分がよく知っている。だから、声がいまひとつ解放されないのだからして。
「頭蓋骨、左に傾いていますよ。アンバランス。治していきましょう」。がーん。さわっただけでわかるって、す・ご・い。プロである。
基本的に表面は柔らかいのに、芯の筋肉が板のように硬いのだそうな。そんな気はしていた。子どもの頃から、体の硬いのはコンプレックスだったのです。「ほぐせば柔らかくなりますからね、そうしたら発想ももっと柔軟になれますよ、声ももっと出るでしょう」といわれ、天の啓示のよう。美容院に行くように、毎月通うことにする。からだのメンテナンス。。。

あたしは固くてこちこちの家で育った。その文化ではからだなんて省みられることはなくて、頭が重視されていた。体は硬くなって当然と思う。でも、からだとこころは直結しているので、こころをひらくときにからだの硬さがじゃまをするのを、若いときから感じてきた。
出会いは恵み。
ぼやーっとしてゆるんだカラダで思うこと。