夜更けにて

2007年2月11日 恋愛
休日出勤して怒涛のごとき仕事を半分ぐらい片付けた。「夕方会おうね」というので連絡待っていた。
いつになく何の支障もなく6時半には逢う。いつもの居酒屋Sへ行き、いつもの場所H.S.Mへ行く。一言えば十わかるというような、旧知の間柄のような関係ゆえ、ラクである。楽しいのである。空気がおいしいのである。酸素を吸い込むのである。つもる話をしても、しなくても。時計はちっちと回っていく。

日付が変わる別れ際、「リラックスして眠ってしまったー」という人に、「いつかあなたのいる部屋に帰るよ。そのうちには」という。「ああ、そうしよう」と屈託なく言って笑う。あら、主語はあたしなんですけど? なんてことはいわない。
「いっしょにいられなくても、いっしょに生きている気がする」という。ふんふん、そうだねという。
レールの片方の夜が更けていく。そうして、もう一本のレールに帰っていくからだ。こころを片方に残したまま。。。

この人とこれからもともに生きていくだろう。ひとかけらの疑いもなく、そう思う。ある日そのことが白日の下にさらされたとしても、あたしは揺るがないだろう。もはやそんな気がしている。その人はあたしの一部になっている。
あたしはその人の一部になっているだろうか?

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