帰り道

2007年5月25日
一日休むと、この間根(こん)詰めてしごとしてきた疲れがどっと出て、今朝はもうどんよりしてしまった。。。一週間ぐらい休みたーいものだ。

2晩続けて芝居をみた。
どちらもおせわになりました演出家の劇団。。。
「自分さがしの旅」を永遠のテーマにしているかのような老舗と化した劇団A。うーん。30年前にこのテーマは新しかったであろうが、いまとなってはフィクションより現実のほうがおもしろいのでは、とついいじわるく思う。しかし、今回は生と死の境目が舞台なのに、それでもこれかと思うともはや「自分探しの女王軍団」のようでもあーる。ここまでくると尊敬。

きのうのは、けして人に言えない職業をもって働いている人々の日常を描いた作品。若い演出家なのに、まじめなのね。物語は「動物愛護管理センター」が設定されており、そこは行き場のなくなったペットたちを処分しなければならないお仕事なのだ。うーむ。働くひとりひとりのキャラ、そこを訪れる人ひとりひとりのキャラが立っていた。
しかし、今日の帰り道に思ったのは、なんか台詞の多いドラマはどうなんだろう、と。人間がせっかくやっているのだから、身体性がもっとあるものが、あたしは好きだなぁ。それと台詞が少なくて、暗示的なものが好きだ。

そんなことを考えながら、帰る道すがら。
なかなか逢えないそのひとからメールくる。
先日の入院費が払えるのか、保険はどうなっているのか、心配だった。「なんとかなりそう」というので「よかったね。でも好きな人に貢ぐの、あこがれてるの。いつかさしてね。巨額を横領して貢ぐ女銀行員とか、うっとり」「ははは。不敵でいいよね」

こうして一日が終わった。

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