おへそに力を

2007年7月2日 恋愛
夜の公園で海風を浴びながら、だらんとしていた。
それからムーミン一家の男性たちがやっているような和めるバーに入って一杯だけ飲んだ。古いビルのトイレに敷かれた白地に藍色の花模様のタイルがひび割れたその割れ具合がなまめかしくてすてきだった。
元気が出ないので横になりたかった。こんなとき、大きな木がパカンと開いてヒミツの小部屋が出てきてほしいものだ。できれば畳の部屋が好き。でもそんな部屋は出てこないので、おとなしく帰ろうと思ったが、なかなか別れられないのだ。行くあてのないホームレスの恋人のように。

昨日の日記を読んでおかしくなった。
過剰なエネルギーを放出しているのってあたしのことじゃん。うーむ。自分はそうでないつもりだったのかいな。

もう他人の運転するジェットコースターみたいなのは疲れるのだ。そろそろ、おしまいにしたい。どうしたら次へ行かれるんだろ。いまほんとうにやりたいことを中心にやっていたら、たぶんそのときは来るんだろうな。波に呑まれまい。自分で小さくても生み出していかなくちゃ。

かたわらで少し酔っ払ってその人は饒舌になっていた。知り合ってもうすぐで一年になる。まだ? もう? わからないね、といって笑った。
濃密な時間だった。もっと知りたいと、まじわりたいと、願っても願っても先がある。底なし沼にときどきおぼれそうになる。
先のこと、心配をすればきりがない。いまを生きているところが困った似たもの同士なのであろう。
せっかく生きているのだから、最後までいってやろう。
おへそに力を少したくわえなくちゃあならない。
変な日記。

二度寝したら、子どもが小さかったときの夢を見た。実際にはなかったような場面であった。
なんのかんのいっても、むぎゅっとできるイキモノだったときは忙しくてほかのことを考えずに済んでいた。接触欲も満たされた。
ますます変な日記。

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