治らない病

2007年8月23日
昨日。ビデオ屋に行って「喜びも悲しみも幾歳月」を借りてきて見た。
昭和32年の作。木下恵介監督。高峰秀子主演。日本中の灯台を転勤して暮らす灯台守の夫婦の物語である。
高峰秀子ってすごく美人てわけじゃないけど、愛らしくて味のある女優さんだと思う。健康的。
昔の映画は時間がゆーったり流れる。叙情も流れる。昔の人って人間の幹が太いと思う。ゆるぎない自分の幹をもっている。

なぜ借りてきたかというと答えは簡単で、一昨日、この作品に出てくる灯台のひとつを訪ねたからだ。店屋の一軒もない、それは美しい海辺だった。
夏休み病。治らず。

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