ビジョン

2007年9月23日恋愛

久しぶりに逢えた。
沖縄そばを食べ、川沿いをずーっと歩き、公園で休み、子どもの頃、よくロウセキで道に絵描いた、という話をする。
商店街でコーヒーを飲み、まったり過ごす。

こじゃれたおすし屋に入って、“呑み足りて”を呑みながら
「これからのビジョンが」と言い出す。
「は？　ビジョンですか」
「しがらみに追われていないで、立てなくちゃと思って」
「あたしもそう思っているけど、自分のことはいちばんわからない」という。
そんな自分のことは棚に上げて、
「あなた、人のサポートじゃなくてもっと自分のことやったら」といってしまう。
とんがってない、まあるいところも好きなんだけど。
ひらめや炙りさんまの握りがおいしかった。ただのかっぱ巻きもおいしかった。つみれの入ったおつゆも。
話は尽きない。
とうとう閉店間際、最後の客になってしまった。

I駅の階段を降り、ひとつのホームで上りも下りもくることに安堵しながら思った。
残り時間をどうしてお互い生きてからんでいくのでせう。。。
変わらないものはなにもない。