覚醒

2007年11月14日
夜中にふと目が醒めて、Hさんを思い出す。
「あなたは対の関係自体を求めていないんだ」といった。
「あなたは?」ときくと
「僕は求めていると思う、やっぱり」
それから何ヶ月かして
「求めていないのになんでまた子どもを産むの」
彼はそういった。
(それは生き物として子どもができたからでしょう、と思ったがいわなかった。)
そんなことを思い出し、眠れなくなる。

そのとき、何をいわれているのかあたしはさっぱりわからなかった。
なんてめんどくさい人だろうかと思った。
好きなら好きといえば、やればいい。そう思っただけ。
でも、いまはわかる。
そういうことを洞察して言語化して自らを追い詰めたのはHさんだけだった。
天であなたがまだブツブツ言っているような気がしてならない。
彼はそういう人だった、と思う。引き受け、抱え、そして53歳でいってしまったのかもしれない。

今日は眠い。
それでも、21時まで働いた。

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