あっぷあっぷ

秋からずっと取り組んできた仕事が、一段落した。
お客さんたちの前でコメントを求められて、
「今期は最強のチームで仕事ができたことに感謝しています。
成果にはまだこれから時間がかかるでしょうけれど、
ポテンシャルはお客様ひとりひとりのなかにたくわえられていると思います」と言った。
設計ミスと思ったこともあったし、だから設計し直して次に臨むし、いろいろ濃すぎてたいへんなこともあった。
でも、いくつになっても、何年経っても、学ぶことが多いって
幸せだな、とも思った。
成果主義がいや、といった人もいた。
あたしだって、そんなのはなじまない。
だけど、しごとには成果指標があるのだ。それで初めてお金をもらえる。むしろ、わかりやすいことはラクかもしれない。
なじまない自分と現実をすり合せて行くにも、
好きだのきらいではなくて、いまなにがネックなのか、お金にするにはどう行動したらいいか、考えることは重要。そう思う。
（でも、根本的にはわかりやすいことより、わかりにくいことのほうが気になるのだ）

携帯を忘れて、もうふに会えなかった。
帰宅して長い通話をした。電話はきらいなのに。めんどう。
かたわらで同じ空気を吸いながら話したいと、切に思った。
でもいっしょにいるのがあたりまえな空気になってしまったら、案外話さないかもしれない。何がいいのかは本当にわからない。

先日同窓会に出た高校の同級生からもかかってきた。
夏にみんなで大人の泊まりハイキングに行こうという。
思い出してもらえるのはうれしいけど、
ええっ、それってあたしが行くの？　とも思った。
なんてまめな人たちなんだろう。

そんなことより現実にアップアップしている。
仕事もあふれていて、
打合せを忘れそうになったり、期日までに必要な資料ができなかったり。ちょっとひどい。やだなー。
「しっかりしてくださーい」といわれてしまう。
ずっとこんなキャラで来たから、心配されることには慣れてしまった。
仕事がすきだ。ワーカホリックか。でも、しごともこのままでは続きそうにないのだけれど。