いっしょに

2008年2月24日
めずらしく余裕の日曜日。
新聞を読んでいた。
すごくすっきりしたいい顔をした60歳の男性が写っていた。
米兵の犯罪事件について、自分の被害体験から講演を頼まれた人だった。
そのひとは一昨年に米軍基地のある町で米兵に56歳のパートナーを通りすがりに殺されてしまった人だった。
かなりていねいに取材されたその記事によると、
8年ほど前に彼は被害者の彼女が派遣で会社に入ってきたときに出会い、恋をして、3年ほど前にいっしょに暮らし始めた。
それから1年もたたぬうちに事件は起きていた。

男性が出会った当時一人暮らしだったのか、家庭をもっていたのか、女性のほうはどうだったのか、とか週刊誌的に思ってしまった。定年になったら入籍しようと思っていたと書いてあったから、なにかわけはあったのでしょう。
本題に関係ないことは書いていなかったけど、
そんなふうに純粋にいっしょに暮らすとかいうのも、なんだかいい話だと印象に残った。
幸せだったのに(たぶん)そんなことになったら、ほんとうに浮かばれない。
ずっと無念の思いを抱えて、生きていくのだろうか。
幸せだったときを、ときどき思い出すことはあるのだろうか。
それとも、思い出さないようにするのだろうか。

今日は子どもたちといっしょに過ごす日だった。

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