NGメール

2008年11月10日 お仕事
メールというのはこわい道具である。
若い人は慎重に気を遣いすぎるほど遣ってこなしていると思うけど
これがなかったころから言葉のやり取りをしていた世代はなかなかNGが多い。

どうしてあたしにまでCCで来るの?と思うメール。
「こんなのまで送ってくれなくてよいです」と返信す。だって、直接の送り先である人が立場がないって言うか、愉快でない。案の定「CCのみなさまにも返信しますけど(笑)・・・これはぼくのような弱者には厳しい仕打ち、○○さん(送信者)はこわい」と返ってくる。なんかむなしくてかなしい。
この場合「ぼく」はなんで全員に返信するのか、あたしだったら直の相手にだけする。自分がさらしものになっていて、それは暴力だということを理解してほしいのだろうか。
そしてそれはおしごとのオファーをめぐるメールだったので、
「ところであのイベントで着ぐるみに入る3万円のしごと、どうなりました?」と
被害者が加害者に別件でついでのように聞いていたのがあんまりりあるで
なお悲しかった。必死なんだ。食べるために。
どちらの男性もあたしは好きである。でも、加害者のほうは社会的経済的な力をもっていることをもっと認識すべきだ。お金がないことのたいへんさを、時には経験したほうがいいのでは。というのがあたしの結論。


しかし。
いちばんこたえたのは当然ながら自分にかかわること。
職場のなかまが あたしが夜中にメーリングリストに書いてる連絡メールを全然見ていなくて。彼女にはフォローメールぐらい書いてほしかったのに。そういう立場なのに自覚ないどころか会合さえ忘れていた。
それどころか、会合に出ているのも苦痛な感じだった。
ああ、この人にはいま相談できる状態じゃあないんだな、と認識。
相談できる状態の人がほんとに乏しくなってきた。さらにそのうえ
「どうしてあたしばかり、悩まなくちゃいけない」と会合でいったので
また驚いた。うーむ。
追い詰められているんだな。
期限付きのスタッフとか、バイトとかもっと弱い立場の人がいくらでもいるのに。同席しているのに。ふつーのときだったら、言えないせりふだ。びょうきだ。

こんなことまで書くつもりはなかったのに
悲しくて書いてしまった。

こういうときに頼りになるのは、情に偏らず、冷静に淡々とやるべきことをふつーにやる人だ。そういう人をさがしてしごとをしましょう。

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