片目

2008年12月8日 恋愛 コメント (2)
ベッドのすみに裸で腰掛ける私を 片目で見ているひとがいる。
離れがたい。けれども、帰らなくてはならない。
私だけが存分にたのしんでしまったという一抹のもうしわけなさ。。。
そういうのも好きなんだよ、ふっふっ というひとの声。
おぼれていく。浮かび上がれないくらいに。。。

それでも、セックスとは、体力の消耗を伴うものだと思う。
すっかり寝入ってしまった人にもうふをかけて、
アパートのドアをかちゃりと押して朝の光を浴びる。
今日という日もふしぎだと思う。
帰宅して、身支度をして、今日の約束に間に合って、少しは人のお役に立てたかもと
安堵して帰って泥のように眠る。

私ももう若くはないんだし、そうそうむりなことはできないのです。
だとしたら、どんなくらしを選んだらいいのだろうか。
どんなのを選ぼうと、ひとはひとりだとかたくなに思っている。
希望なんかないと思っている。そういう態度は子どものとき、身につけたものだから、もうどうしようもないのである。

そんな自分を片目で見ている。

コメント

海月
海月
2008年12月9日1:25

ボクの好きな唯川惠のような鬼才ですね!
すいれんさんは、不思議な人です。
いえ、素敵な方ですね♪

また、そんな素敵な方を溺れさせるひとも
また素敵なんでしょうね、きっと。

すいれん
2008年12月10日0:36

いやいや、どうしようもない輩です。不器用だからか
ふしぎな人ですね、ってリアルな場でもよくいわれるんですけど
よくわかんないです。。。なんの虚飾もない をんなですが。。。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索