1月24日の日記

半ドンにして、午後からある画廊へ。そこで製本を教えてもらった。
大切なものを製本できて、すごく幸せなきもちになった。
美大関係者が夕方からパーティーをするとかで、ぞくぞく人が入ってくる。
門外漢のあたしはちょっと異邦人のような気で、でもこういう違和感は
とてもむかしなつかしいというか、慣れ親しんだものというか、
そういうものだったと思いだす。
どこででもだれでも「こんにちは」と受け入れるようなのが
お仕事ちっくに板についてしまったけど、ほんとはそんなの自分と
ほど遠いのだ。

夕刻、いきつけの店でなごむ。
｢今日は忙しくて会えないね」(って)メール来る。
ふんふん。アタシはひまですけど。いややるべきことはたくさんあるけど、
やる気になれないということです。

家人が｢映画を観ようよ」というので断る理由もなく
観たのは『40歳問題』とかいうのだった。不可。だけど、大沢なんとかという
暗い目をしたミュージシャンがカッコイイと思った。
『ナビィの恋』の監督がこんなのを撮っているなんて。
ラストで大沢さんが舞台をぶち壊しにして、楽器をこわして退場したのだけが
すっきりした。(なんのことだかわからずすみません)
映画の意図はどこに? 最初からこういう結末を予期していたのかしらん。
???が渦巻く。