少年ライブ

2009年5月23日 恋愛
あけておいてね、といわれた土曜。
もうふの高校時代からの友人たち3人のオープンセッションであった。
お客さんは、私たちとあと2人。
海外からたまたま帰ってきた人がいて、スタジオ押さえて企画した人がいて。
彼のことをみな下の名前で呼んでいた。
「だってぼくら、少年のときからのつきあいだから」

むかしなつかしいような、少し上の世代のスピリチュアルな人々であった。
こんな人たちといっしょに絵を描いたり、仕事したりしていたのかあ。
何十年たっても少年のような人々はいるんだね。
都会でアルバイトしたり、田舎で野に暮らしながら、やっぱり「のこされた時間、なにを表現しよう」なんて思いつつ淡々と生きている。
無駄をはぶく。でも、あるときは無駄を楽しむ。

30年以上太鼓を叩いているという人が
「最近やっと型とか技術から自由になってきて、心のおもむくままにやってます」といった。
水の流れる音楽に彼のゆっくりしたリズムが合わさるところがすてきだったので
そういった。
野太い音を出すのに、手首の細い手をしていた。

いつも会う人たちではないから、「彼女」といわれてもラクだった。
何もきかないし、しかじかと紹介されもしないけど
空気がこそばゆかった。
みんな「人生にはいろんなことがある」という体験者たちと思う。


それからG公園をさんぽして、夕方ラーメン食べて、お部屋に帰って
うだうだする。幸せな土曜日。
また一枚、アルバムがめくられた。と同時に重ねられたような。

夜、誘われていたこともあったのに、
もう一日に一つのことしかできなくなってしまった。
そんなに急がなくていいよ。あたし。


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