おんながいい

きのう。コールしてもメールしても返事がないので
しんぱいになって行く。
倒れていたらどうしよ。
あたしが第一発見者になったら、だれになんと連絡する?
などと憂える。

よかったあ。無事だった。忙しかっただけだった。
沖縄に行く。
台風前のへんな天気で、お客は少なく、マスターとしっぽり話す。
子どものとき祭りでみた狼おんながトラウマで、とマスターはいった。
もうふはへびおんなの話をする。うわぁ。

さぁたあんだーぎー１０ケ買いにきて、おつかいみたいに帰っていく常連男性にびつくり。


このところ、週に2回はそのひとの部屋で、夜と朝の間を過ごす。

昨夜は呑みすぎたせいか、寝付けなかった。
相手はすやすや眠っていたけれども、、
「耳をたべてやるぅ。耳おんなだぞー。むしゃむしゃむしゃ」
「うわぁ、やめて」

「死なないでね」と言った。
「だーいじょーぶだよー」という。ほんとうだろうか。

明け方あたしは、ひっくり返ったカエルになる。
必死にがんばっている形相をみると気の毒?になり
「あなたはなんでおとこなんだろ」
「えっ、どういういみ?」
「おんなのほうがしっくりくるかと」
「ああ、次に生まれるならおんながいいな」という。

あたしはなんども上りつめ、
「おんなってべんり」とためいき。

あのひとがおんなになっても、あたしは愛するかな。

朝6時40分。
いつも支度が遅いあのひとがさっと服を着て、あたしを待っていた。
得意そうに。。。
「寝てればいいのに」とあたしはいう。
駅前までいつも送ってくれる。
今朝は改札でなく、コンビニで「もういいから」といって別れた。

何ごともなかったかのように出勤して
眠いったらない。
でも忙しいし、肉体系労働もあって、ねむけが吹っ飛んで恵まれる。
いやなこともいろいろあるけど、しごとがあって救われる。