１２月２２日の事件

職場のボスと「さし」で話す場面になる。
「あなた、これからどうしますか」という。

あたしはヒラ社員なのにけっこういばっているし、全体をもっとこうしたら、とか提案したりもする。それでずいぶん、いろんな改善や向上プロジェクトにかかわって働いてもきた。
「お給料もらっている分は働いているつもりですが、本来自分のやりたいことをやりたい、という性質なので」という。
「そうでしょうね。いつまでもここにいるわけじゃないんですよね、きっと」
と、嫌味でもなく、高圧的でもなくいわれる。
「では管理職になる気はないということですね」
「はい、ありません」
「ずいぶんはっきり言いますね。ではここにいるあいだは今までどおり、どんどん仕事をつくりだしていってくださいね。以上」

あまりにも自然に言ってしまったので、自分でもびっくり。
あと１年で本当に具体的に次へいこう。そう思ったら、日々が貴重だし、仕事だって選ぶし、コネクションをちゃんとメンテナンスしなくちゃあならない。
たいへんだあ。
でも、なんだか楽しくなってきた。だれがなんといっても、
人生は１回だけなんだもの。動ける日々は有限なんだもの。