木曜に逢ったきり、週末は逢えなかった。
もうふは仕事ばかりしていた。
あたしは、、、なかまといっしょに動いていた。
なにかと指令のようにメールが来るものだから、なにかある。
「ああ、ほんとうはここに来たいんだな」と思った。
昨夜 桐野夏生の『ナニカアル』を一気に読んで
すっかり恍惚としてしまった。
林芙美子の評伝のような、しかしフィクションであると断っている
情念の一冊だ。
自分の中にも芙美子のような血は流れているのかもしれない。
好きな男に、戦時下とはいえ、完膚なきまでに人として職業人として罵倒されてしまったら生きていかれない。自分だったら、、、
そのようなときに林芙美子は夫の地元、信州に身を寄せて半ばほうけて戦争が終わるのを待っていたのかと生きることへのエネルギーに感嘆する。
マゾのように、恋人との最後のその部分を何度も読む。
暗い芯をもつ男があたしは好きだ。
だから成瀬映画のオトコがすきなのかもしれない。
中でも『浮雲』は大傑作であろう。
もうふは仕事ばかりしていた。
あたしは、、、なかまといっしょに動いていた。
なにかと指令のようにメールが来るものだから、なにかある。
「ああ、ほんとうはここに来たいんだな」と思った。
昨夜 桐野夏生の『ナニカアル』を一気に読んで
すっかり恍惚としてしまった。
林芙美子の評伝のような、しかしフィクションであると断っている
情念の一冊だ。
自分の中にも芙美子のような血は流れているのかもしれない。
好きな男に、戦時下とはいえ、完膚なきまでに人として職業人として罵倒されてしまったら生きていかれない。自分だったら、、、
そのようなときに林芙美子は夫の地元、信州に身を寄せて半ばほうけて戦争が終わるのを待っていたのかと生きることへのエネルギーに感嘆する。
マゾのように、恋人との最後のその部分を何度も読む。
暗い芯をもつ男があたしは好きだ。
だから成瀬映画のオトコがすきなのかもしれない。
中でも『浮雲』は大傑作であろう。
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