オバ半パワーの生活ネタです。
この一週間というもの、洗濯物干しを捜し歩いていた。
あの、放射状にのびた物干しである。
むかし白いおしめがここにはためいて風に揺れてくるくる回っているのをみるのは幸せだった。
二人目の時には紙おむつも安くなっており、働く母として忙しかったのでおしめは干さなかったよーな。
それでもあたしは、あのかたちをこよなく愛しているのである。
最近では毎日ぽいぽいと出されるタオルやハンカチやパンツを干すのになくてはならない。
それなのに、スーパーにもおしゃれな雑貨屋にもどこにもそれは売ってないのであった。
もちろん駅前のダイエーにはある。けれど、2年前にしぶしぶ買ったのは放射状の骨が15本しかなくて、しかもタッタ2年でこわれたのだ。許せない。
だいいち骨は20本なくてはならない。
というわけで歩くこと一週間。
日曜日に、
そうだ。古いI商店街の金物屋に行けばあるに違いないと思いつく。

行きましたよ。
あったあった。ほんとうにいろいろと。
どれがよいかと選べるシアワセ。
赤青黄色緑の配色のポップなものにしましたが
帰ってから、いやサーモンピンクの一色のシンプルなのにすればよかったかと、、、
で、金物屋のじいさまと話して楽しかった。
「こういうの、さがしてたんですよー」
「イヤ、仕入れるのもなかなかたいへんなんだ」
「よかったー、こういう店があって」
ほうきやはたき! やかんやセルロイドの石けん箱なんかがぎゅうぎゅうとところせましと置かれているのである。
すっかり満足して、ちかくのひいきのカフェにも寄ってそこでも
金物屋のすばらしさを店主に宣伝し、帰ってきた。

ネットでもしつこく検索する。
これがないのだわ。
洗濯物っていまみんな室内に干すの?
室内干しばかり売っている。何千円や一万円以上するのもある。
あたしが買ったのはたったの750円なのに。
製造は大阪府内であった。大阪、えらい。
中国じゃなくて大阪、に感動する。
洗濯は日光に当てなきゃでしょ。
あたしはふとん干しをこれまた愛しているのになあ。
ベッドに敷いたふとんだって干すように
あの人にたまに指令メールを送っているのである。

おしめというものが使われなくなって、
この物干しは絶滅寸前なのかしら?
だとしたら、あと5個ぐらい買っておいたほうがいいのか?
まじめにあたしは考えるのであった。。。


コメント

蜜桃
2010年11月29日13:18

今、うちのベランダでくるくるまわってる放射状の物干し、
20年前に一人暮らしを始めるときに買ったものです(笑)。

すいれん
2010年11月29日19:44

に、にじゅうねんもつの? こわれないの?
すごーい。ベランダに出しっぱなしだからいけないのかな?
でも、物干しまでとりこまないよね、ふつう。。。
くるくるまわる。これがだいじね。ありがとー。反応してくれて。

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