幸せな晩

ゆうべ。
久々に沖縄そばに行った。
最近いつも１本あけてしまう。
きのうはそのうえマスター自家製の梅酒も飲んだ。
できたてのちんすこうも食べた。そばも食べた。

すっかりできあがって、ベッドで久々にきゅっとくっついていろんな話をした。
おたがいにそうしたかったんだなと思って、幸せなきもちになった。
「生理的にもなんだか合うよねー」とどちらからともなく言った。
若い時の話や、生まれた家の話。もう５年目になるのに、
まだまだしたりないんだ。こんなに満たされた気持ちになれるんだ。

朝、目覚めてまたあいしあった。
あの人はあんまりまったく、つよい男の人みたいじゃない。とくにからだ。
それに、どちらかというと女の人の感性をもっている。
ときどきあたしの女のくるしい気持ちをすごくわかるみたいなので
驚く。
こんなこともわかるのかって。
「だいすき」と久々に言う。

あの人があたしのことを束縛するのではなくて
いつも人に気づかれないような感じで、でもあったかい目で
見てくれているので
それにこんなに仲良くなっても、メールでも丁寧なことばづかいで
人として尊重されているのを感じる。だからよけいいとしくなる。
もうあたしはあの人なしには生きて行かれないや。