疲れについての考察

初夏のきもちのよい季節になって
なんだか疲れがどっと出てくる感じだ。

3月地震からの疲れ。
職場の役割変化による疲れ。
家庭内の静かな疲れ。
よる年波による疲れ。

そして
これから何をどうしていきたいのかな
と軸をさがしている。

そうはいっても若者じゃあるまいし
まったくやったこともない荒唐無稽な夢ではなくて
これまでやってきたことの積み重ねの延長プラスアルファに
軸を置くのがふつうだろう。
そのずっとやり続けていける何か
プラスアルファを探している。

たとえば新聞に載っていたけど
福島県在住で元フリーのビデオジャーナリストだったサラリーマンがやむにやまれず
避難所の家族やみんなの気持ちをインタビューしてケータイで音声とって
ラジオ福島で放送している、それがとても聴きやすくて評判をよんでいる
という話に感動する。
プラスアルファってそういうことじゃないかな。
協力者理解者がいれば自分にむりなくできて、人の役にも立ったりすること。

きのう
ちょうど時間が取れたので、資格試験のフォローアップの会に行った。
不合格の人たちが集まる会だ。背に腹は代えられない。
なかなか合格できないのは
「やっぱりどこかバランスが悪いからなんでしょうね」と
新宿の母みたいな、占い師かと見まがうような女性が自省をこめて言った。
わたしも自分でそう思う。
バランスが悪くて自分に疲れる。過剰なところもある。
まわりの人を疲れさせてもいるだろう。
それを思うと申し訳ない気持ちにもなる。

何回か連続のフォローアップセミナーがあって
値段も高いからどうしようかと思っていたけど
とても魅力的な講師が専任で、少人数制で、そして内容もきちんと紹介されて
その勉強方法は私にとても必要なものではないかと思えたので
その場で申し込んだ。
やっぱり、人の魅力は大きい。