転機の季節

2011年6月3日 恋愛
10年ごとに私には節目がやってくる。
今年。震災があって、
家人が「ガソリン満タンにしてカゾクを乗せる準備」をしたとき
自分はもうそこには乗れないと強く思った。
職場がもうふの部屋に近くなり、訪ねることも増えた。

客観的にみたら、どうしようもない女だとほんとうに思う。
人のちからを奪っていく権利なんて私にはない。

この数年で大きなもの豊かなものを得たけれど
失ったものの重さに、立ちすくんだりもする。
何かをすることは何かをしないことで
何かを得ることは何かを失うことであるのは世の道理で
すべて自分で覚悟してやってきたはず・・・

わたしが巻き込んでしまった人たちは選んだことではないのだから
ほんとうにそれはことばではつぐなえない。
子どもを育ててきた間のやさしい時間や空気、情景を思い出して
幸せだったときのことをどこかに
リアルに書き留めておこうと思う。

苦労も多いけど、しごとがあって本当に救われる。
長女が大人でやさしい子に育っているのにも本当に救われてる。

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