ランチ

2011年8月21日恋愛

マスターの店でランチした。
ランチビールだけ飲んだ。
マスターお手製のきゅうり・なす・しそ・みょうがの塩漬けがおいしかった。
沖縄ささげ豆のチャンプルーとジューシー(豚肉とこぶだしの炊き込みごはん)、
もうふはハーフのおそばも食べていた。
私たちだけだった。
まるでなにごともなかったかのように、イベントや友人たちの話をした。

お昼はあまり人が入っていないので
「やめたらからだがらくになるんでは」とマスターに言ったことがある。
そしたら
「基本はそば屋ですからね。お昼はやると決めてるんです。
決めたら続けることがだいじだと思って。店には信念がないと」
ときた。
「一番の信念はなーに」
「みんなに安心しておいしいものを食べてもらうことです」

安心には、自分が目利きとして選んで買ってきた素材というのもあるし
たまのレストランじゃなくて自分ちの台所のように来れる料金もある。
今日だって全部で2300円。どれだけ良心的か。

信念ねぇ。頑固と紙一重なんだろう。

おいしかった。安心した。
川沿いで別れた。
戦場に戻っていく兵士みたいに。